Step
06
社 員 紹 介 5
Person
「建物たち」に想いを込めた社員たち
エンジニアリング
M.S
2021年入社
生産工学部卒

-
伊藤忠アーバンコミュニティへの
入社理由を教えてください。大学で建築工学を学ぶうちに施工管理の仕事に興味を持つようになりました。就職活動ではゼネコンを含めて複数の会社を検討しましたが、なかでも労働環境や福利厚生、社内の雰囲気が魅力的だったのが伊藤忠アーバンコミュニティでした。とくに群を抜いていたのが、出会った人たちの印象の良さです。10日間のインターンシップを経験して、「この人たちと一緒に働きたい!」と強く思えたのが、入社を決めた一番の理由です。
-
現在の仕事内容を
教えてください。分譲マンションの大規模修繕工事の施工管理を担当しています。大規模修繕工事とは建物全体に足場を組んで、外壁などの補修をする工事のことです。エンジニアリング部(工事の企画設計・提案を担う部署)と一緒に修繕内容やスケジュールを決めるところから始まり、着工すると現場に常駐して、工程管理や安全管理、協力施工会社さんへの指示などを行います。居住者の方々の対応も重要な業務の一つで、工事期間中に寄せられるご意見に応えながら、工事をスムーズに進められるようサポートしています。

-
仕事の厳しさや難しさを感じるのは
どんなときですか?大規模修繕工事は新築工事とは異なり、居住者の皆様がお住まいになっているなかで進める工事なので、できるだけ生活に影響が出ないように配慮しなくてはいけません。それでもときにはご不満の声をいただくことがあり、その対応は大変ですね。また、予期せぬトラブルで工事が予定通り進まない場合もあり、スケジュールの調整や追加工事の交渉など、柔軟な対応が求められるところにも難しさを感じます。計画通りに進めるには協力施工会社さんとの関係構築が重要になるため、適切な距離感を保ちつつ、敬意をもって接することを心がけています。
-
仕事のやりがいや喜びを感じるのは
どんなときですか?一番は工事が終わって足場が外れたときですね。見違えるほどきれいになった建物を目にすると、やりがいと手応えを感じます。また居住者の方々から「きれいになったね」と感謝の言葉を直接いただけることも大きな喜びです。工事が無事に終わるまでにはいろいろ大変なこともありますが、最後に「お疲れさま!」と仲間と声を掛け合う瞬間の達成感は格別で、それが次の現場へのモチベーションになっています。

-
伊藤忠アーバンコミュニティの
魅力を教えてください。入社前から感じていた「人の良さ」は、働き始めてさらに実感しています。私はボウリング部に所属しているのですが、みんな気さくで楽しい人ばかりで、良いリフレッシュになっています。あと、上司との距離が近くて意見を言いやすい環境もありがたいですね。実際、私が「一人で現場を持ちたい」と上司に相談したときも、しっかり後押ししてくれました。若手にもチャンスを与えてくれる社風は、伊藤忠アーバンコミュニティの大きな魅力だと思います。
-
あなたの想いが建物の価値に
つながったエピソードを
聞かせてください。以前、バルコニーの防水工法を変更する提案をしたことがありました。従来の工法は摩耗しやすく、こまめなメンテナンスが必要でしたが、より耐久性の高い仕様を採用することで、メンテナンスの負担を軽減できると考えたのです。その考えをしっかり説明したところ、管理組合の方々にもご理解いただき、無事に採用につながりました。修繕工事は「壊れたものを直す」だけでなく、建物の資産価値を高める機会にもなるのだと改めて実感した経験です。
-
今後の抱負や夢について
教えてください。今の目標は、建築施工管理技士の資格を取得して、一人前の現場監督として独り立ちすることです。特殊なケースでは上司に相談しながら進める場面もあるとは思いますが、もう5年目なので、「一人でどんな現場でも回せるようにならないと」と気を引き締めているところです。もっと大規模なプロジェクトにも挑戦したいですね。さまざまな経験を重ねながら、自分自身の成長はもちろん、建物の資産価値向上や会社の発展にも貢献していきたいと思っています。

one day schedule
-
<大規模修繕工事の期間中>
-
8:30
現場朝礼で当日の作業内容や安全注意事項などを確認
-
9:00
メールの確認
-
10:00
現場巡視(工程検査や施工試験など)
-
12:00
昼休憩
-
13:00
施工方法について協力施工会社さんと打ち合わせ
-
17:00
現場巡視(作業終了後の見回り)
-
18:00
事務作業と翌日の準備
-
18:30
退勤

その想いが「建物たち」の価値になる
その想いが「建物たち」の
価値になる